言葉の海に浮かぶ愛を探して

星も凍るような寒い夜が続いておりますが、皆さん如何お過ごしでしょうか。おはようございます。こんにちは。こんばんは。皆さん、はじめまして。お久しぶりです。

 

挨拶とか時候の文とか、なんかちょっとよく分かんないですけど、くどいくらいに言葉ってそこら辺にありふれてますよね。なんで人間ってそんなに言葉に固執してしまうんだろう。言葉はあくまで実体のないものに過ぎないのに、言葉があるだけで人との距離が縮まったような気がしたり、言葉だけを鵜呑みにしてその人を分かったようなフリをしてみたり、バカみたいに言葉を信じて一喜一憂したり、振り回されたり傷ついたり。あってもなくてもいいような無責任な言葉ばかりが溢れかえっていて、本当に共有すべき言葉達は誰にも届く事の無い海に投げ捨てる。届ける勇気もないのに、憂いたり寂しがったり。面白いですね。

 

 

私は人と喋ることがとても苦手です。正確に言うと、人と喋るのは好きだけれど、言葉を正確に使う事に人一倍神経を使ってしまって、考えれば考えるほど、言葉の海に溺れるような感覚になって息が出来なくなってしまいます。傷つくのも傷つけるのも出来ればしたくないと思ってしまう強欲な人間にはとても苦痛な行為です。

 

 

生きていて今でも鮮明に思い出せる言葉って、皆さん一つや二つはあると思うんです。それはもしかしたらポジティブな言葉かもしれないし、ネガティブな言葉かもしれない。その言葉を何故覚えているのかも、人それぞれだと思いますが、私は道を歩いたりしてるとたまに、忘れられないあの言葉の匂いがすることがあります。

 

 

 

「○○ちゃんが貴方のこと、笑顔が気持ち悪いって言ってたよ」

 

 

 

夕方稽古に行く道中、寒さで鼻の奥がツンと痛くなった時、あの匂いがしました。小学生の頃、クラスも一緒で、登下校も休み時間もずーっと一緒だった友達がそう言っていたという事実が受け入れられなかった私は、幼いながらに私の何がいけなかったのか一生懸命考えました。でも何回考えても、きっとその子にも私にも悪いところはなかったんじゃないかなと思いました。いや、思うしかなかった。その子は思った事を言葉にしただけなのだろうし、それを伝えた子だってきっと私がこんなに覚えているなんて思ってもないだろうし。

 

所詮言葉は言葉です。どれだけその言葉からその人の意味を掬い取ろうとしたって、きっと本当の事なんて誰にも分からない。本当は分かって欲しくて欲しくて堪らなくても、これ以上傷つきたくないから、分かってくれないのならと、人は言葉をあやふやにしてみたり回りくどい言い方をしたりしてしまうのかなぁ。と思います。

 

煩わしくて苦しいだけの言葉なんてない世界に生まれたら良かった。どんなに心を込めたって、伝わらない思いは伝わらない。そういう諦めや妥協を重ねて、人は大人になっていくしかないのかなぁ。

 

 

「これからまた新しい場所で頑張っていくと思うけど、貴方の思う舞台の良さ、かっこいいと思うとこを見せつけて下さい。」

 

 

大切な友達に、地元を離れる際に菓子箱に添えられていた言葉です。春の陽気が感じられた数日前の事、スーパーに寄った時にその言葉の匂いがしました。私にとってその友達はとても大事な人で、大事だと思えば思うほど分かり合いたいと幾夜も思いましたが、無力な言葉が宙を舞うだけで他人には届かないと言うことが私にとっては大きな挫折になりました。友達も恐らく同じ挫折を同じ所で感じたと思います。それでも、決して言葉を紡ぐことを諦めない人でした。私は狡い人間だから、傷つく前に逃げてしまってそんな事出来ない。きっと大人になっても、不器用に真っ直ぐな言葉を人に届けられる人なんだと思います。この人になら、傷つけられたとしても、丁寧に言葉を届けたい。そう思えるようになってから、私の見える世界はだいぶ変わったように思います。

 

 

所詮、言葉は言葉に過ぎません。されど、言葉の持つ影響力というのは計り知れなくて、傷ついてもまた、言葉を求めてしまう。説教臭くなりますが、私にとってこの1ヶ月間、ずっと逃げていた課題と向き合う時間でした。セリフひとつにもきっと彼らの気持ちは一筋縄ではなくて、本当にそう伝えたかったのか、きっと言葉では伝えきれなかった気持ちが胸にいっぱい詰まっていて。それを紐解いていくには、3週間という時間では足りないなぁと感じたし、実力不足だなとも感じました。そうやって悩みながらセリフを出すことは私にとってとても勇気のいる事でした。勇気を出して舞台に上がれたのは、青年団の方をはじめ、先輩方、同期、後輩のみんなと御一緒させてもらう中で、この方達と会話がしたいと思う気持ちが日に日に強くなり、もっともっと愛したいなと思えたからだと思っています。ふとした時に声をかけてくださることも、演劇が大好きでとても謙虚で誠実な所も。楽屋に戻れば、わちゃわちゃしている事もあれば、将来について真剣に悩む姿、愛する人達とどうやって分かりあって行くのか。生きることに一生懸命な彼らのその人柄に惹かれて、愛おしくて。皆さんがいて下さったからこそ、言葉をもっと届けたい紡ぎたいという思いが膨らんで、無事終えることが出来ました。本当にありがとうございました。私はあまりこういう事を言う方ではないですが、皆さんのこと本当に大好きです。

 

 

カガクするココロ、Aチームのノトス公演は今日をもって最後になりました。如何だったでしょうか。ご来場頂いた皆様、本当に有難うございました。さらに有難いことに、沢山の方が見に来てくださったおかげでほぼ満員の中公演させて頂きました✨本当にありがとうございました。また、お逢い出来る日を楽しみにしております。

 

ではまた。長文失礼致しました、黒木麻絢でした。

 

公演詳細はこちら

りけじょ

こんにちは🌞3回生の吉本未佳です。

 

Bチームの源役として関わらせていただいております。

 

大学院で生物やってる理系女子です。

 

理系といえば、中学2年生の頃の苦い思い出がありまして。当時、「てっ↑ちゃん↓」と陰で呼ばれている理科の先生がいたのですが、わたしはその先生に

「そんなんじゃ高校受験する自覚ないし受けても落ちるぞ!!1年生からやり直せ!!」

と、めちゃくちゃ怒られたことがあるんです。

なぜかというと、テストの植物についての問題で、<気孔>と解答すべきところに<気候>と書いてしまったからです。

今でもなぜその程度で怒られたのかがわかりません。ひらがなにすれば同じじゃないですかね。

誰か分かりますか?

そんなこともありましたが、その時に「てっ↑ちゃん↓」に絶対に受験しようと思うなと言われた高校は、今では母校です。

 

まあ、そんな思いでもありつつ、今では無い頭を使って生物について勉強し、夜は顎のしゃくれた白虎のぬいぐるみと一緒に眠って生き物への好感度を高めています。

 

ここまで稚拙な文章に付き合ってくださりありがとうございました。

 

皆様方、体調には気を付けて、お越しください。

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。

 

詳細はこちらから

www.notos-studio.com

ノトススタジオHP

http://www.notos-studio.com/

ノトススタジオFacebook

https://www.facebook.com/shikogakunotosu/

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バトンタッチ

 ブログを開いてくださったみなさん、こんにちは!
3回生の小林明葉です。


ブログを書くのは2回目ですが、なんせ前回書いたのが1年半近く前ですから、至らない点もあると思いますが温かい目で見ていただけたら幸いです。

 

さて、今回のブログで1番伝えたいことは、

 

本日Bチームも初日開けました!!!

これで両チーム共、無事にスタートを切ることができました。

 

今演劇ができていること、お客さんの前で舞台に立てることに感謝です。

観に来てくださる方、行けないけど応援してくださっている方、そしてこの舞台に携わっている全てのみなさんに心から感謝申し上げます。

 

本当にありがとうございます。

 

どの舞台もそうかもしれませんが、この作品では特に、バトンを渡すということをしているなと感じます。

「カガクするココロ」の舞台となっているのは、ある大学の生物学研究室です。

研究室に誰かが入ってきて、出て行って、それによって起こる変化や話題で物語が進んでいきます。
過去や未来に時間が飛ぶことはなく、現実世界と同じ時の流れがこの舞台の中にはあります。
なので舞台袖から出て行くとき、舞台上で流れる時間に入っていく、そのシーンを受け継ぐという感覚がより強くあるように感じます。


研究室でのある日の1時間半の出来事を、みなさんに楽しんでいただきたいです。

 

公演は残すところ、あと4ステージとなりました!
私は今回両チームに、それぞれ別の役柄で出演させていただいています。
なのでまずは、自分の中で、西田から平山に再びバトンタッチして、また明日の舞台に繋げたいと思います。

 

明日は本当に冷え込むみたいです。あ、さっき今日になりましたね。すでに強風で寮のドアがガタガタなってます。同期の子は暖房がずっと壊れているらしく、家の中なのに凍えているそうです。寒い日はいつも頭をよぎります。心配です。早く直りますように。


ご来場くださる方も、お家で過ごす方もどうかお身体には気をつけて、暖かくして良い1日をお過ごしください…!

 

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。

 

詳細はこちらから

www.notos-studio.com

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演劇ができるということ

こんにちは。4年野久保弥恵です。

昨日、Aチームの初日があけました。

コロナで世界が大変な状況でも演劇ができているという奇跡に感謝します。

 

先日、同期が想像していた4年生ではないという内容の話をしていました。

気づけば4年間もノトスに居たのだなと、わたしは不思議に感じます。

 

演劇ができるということ。

コロナ関係なくそれは考えることがよくあります。将来を考えると演劇を続けるかどうかというのは人それぞれ意見があると思います。生活のことやパートナーのことや未来の家庭を考えたり実家の家族を考えたり…

正直、やりたいことをやるというのは自分勝手という部分が必要だと思います。

自分がやりたいことをやるって周りの人に心配かけちゃう。でも未確定な未来に挑戦し続けたい。演劇を続けたい。舞台に立ちたい。

そんなことを日々考えながら悶々としています。

そして今、演劇ができている喜びを感じています。本当にいい環境に4年間、身を置けました。ありがとうございました。

 

 

卒業後も演劇を続けますのでノトスではないですが違う場所で活動する私をどうぞよろしくお願いします。

宣伝等はTwitterでしていると思うのでわたしのアカウントを来年度からも覗いてください。

春は曙 ようよう騒がしくなり行く楽屋

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

四回生の堀慎太郎です

 

寒波も収まり命が芽吹きだす1月の太陽を皆さんはどのような心もちで見てらっしゃいますか?

 

さて新型コロナウイルス感染症の拡大により劇場も鳴りを潜めていますが、四国学院大学ノトススタジオでは年を越してから騒がしくなって参りました。

 

普段は鬱陶しく感じる楽屋の喧騒もこうなると愛おしいもののように感じます。

 

今回の平田オリザ作・演出『カガクするココロ』では「ネアンデルタール作戦」と称して猿を人間まで進化させようという計画が進行しています

その研究所の休憩室で繰り広げられる悲喜こもごも、滑稽でも毎日を生きていかなければならない人間の生活が広がっています。

 

ツーーーーーーーーと止まる脳波

ツーーーーーーーーと止まる家族

ブツっと消える会話

 

何気ない会話の中であなたはどんな地獄を見ますか?

 

 

 

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。

 

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Isn't it okay to hold a pillow?

3回生の田中まみと申します。

 

ここに来るのは2回目なのでやや緊張気味です。

 

本日の「カガクするココロ」の稽古は午前中だけで

午後から照明の仕込みがありました。 ※1/24(日)

プロの照明の方が来て下さって作業してくださいました。

ありがとうございます!!

 

 

なので私は家でひたすら

遠隔授業の課題に勤しんでおりました。

 

全然終わらん。

もう夜の9時なんですけど。

 

 

でも私なんてましな方で、SARPで演劇をしながら授業でも演劇をしている人がいたり、

バイトが忙しかったりいろいろ抱えながら演劇している人がいて

大変そうだなーと思いながら見てます。

 

 

だからそういう人たちみんな、報われてほしいなって思います。

 

 

まあ何も抱えてない人なんていないんですけどね。

 

私だって抱えてます、

まくらを。

 

 

夜だからさ。

 

 

さ、明日にそなえてもう寝ましょう!

 

観に来てもらえるのを楽しみに、みんなで頑張ります。

 

 

 

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

詳細はこちらから

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脳と浪漫とFコード

今日のブログはすごく長文です。椙田が書きすぎちゃいました。時刻は午前三時、新聞配達さんを乗せた原付の軽いエンジン音が聞こえます。駄文が伸びる時間帯、張り切っていきましょう。

 

今回の役はなんと医大生、それも院生です。そこで私も、医大生のカリキュラムやスケジュールを調べたり、医学書を読んだりと、日々リサーチに追われています。個人的な超偏見なんですけど、「医大生」と「美大生」はほかの大学生に比べて一種の神秘性があると思うんです。だってもうその言葉自体に魔力があるじゃないですか。「医大生」って言うだけでもう頭よさそうなニオイがプンプンするし。こう、擦りこまれたイメージが強いというか・・・。

で、実際にリサーチしてると、「やっぱり医大生の人って頭いい人多いんだろうなー」と改めて思わされます。難しいです、すっごい・・・。

中でも脳科学を専門的に学習しているのですが、そうやって日々脳について考えていると、いろいろ面白いことがあります。

 

私たちって、結構「肉体」と「霊魂」を分けて考えてると思うんです。「脳」と「心」とでも言いましょうか。別々に捉えようとするじゃないですか。「脳」と言われると頭を連想するし、「心」と言われると胸を連想します。無意識に「考える」のが「脳」で、「感じる」のが「心」だと思っていて、肉欲と恋心は別物だと思っていて・・・。

これに対して脳科学的には「脳=心」とも言っていいくらいで、むしろ「心」なんて概念いらないだろって考え方もあるくらいです。実際、私たちが考えたり感じたりするのも全部脳という臓器の働きによるわけで、痛みや味や匂いや景色や音、なんなら美感や感情、恋も葛藤もすべて脳という臓器の中の化学物質のやり取りでしかありません。

 

つまり脳とは、心という臓器。

 

そうだとわかっていても「心」というものに対して、科学的な理解を示すだけでは何だか物足りないというか、無機質で冷淡だとまで思えてしまいます。何故だか情緒的な、神秘的なものを挟もうとしてしまうんです。それほどまでに私たちにとって「心」は概念化しているのでしょう。

実際、「胸が暴れだす」とか「胸が躍る」とかいった言葉も、どんな状態かすぐに察しがつきます。これが「頭が暴れだす」とか「頭が躍る」だと違和感のオンパレードです。ヘドバンでしょうか・・・。

 

科学的には、「人」は「ヒト」と表記されます。そこで考えたんですけど、脳は「心」なのではなく「ココロ」なのではないでしょうか。神秘的で情緒的でない部分というか、科学的な視点で見た「心」という臓器。うーん、面白い。

 

 

「ヒトの脳は通常10%しか機能していない」

 

これって科学的には否定されてるんですね。知りませんでした。それも、かなり前に否定されてるみたいです。にもかかわらず、未だに大衆文化の中に強く根付いた通説であると言えます。でも考えてみると、もしこの仮説が正しいなら、進化の過程で私たちよりも頭が10分の1小さい人類が進化している可能性の方が高くなります。実際、10%の機能でまあまあ生活できるなら、わざわざこんな急所を四足歩行諦めるまでデカくする必要ありませんもんね。気付きませんでした。

でもかっこいいですよね、この仮説って。映画やドラマの設定にも活かされたりしてるだけあって、やっぱりロマンがあると言うか・・・。さっき書いた「脳」と「心」にかんする情緒的な部分も、結局はこのロマンの話に帰結する気がします。やっぱり、私たちは理屈だけじゃ生きられない。合理化や利便化では満たされない部分がある。そうとわかっていながら、ついつい失ってしまう。『舞姫』然り、『それから』然り。

理解されなくてもいいので、こういうロマンみたいなものは、胸を張って持ち続けていたいです。オッサンになっても。

 

最近ギターを始めました。というのも、今回の役がバンドをやっているということで、その役作りと趣味を兼ねて。いやー、難しいです。あとほんとに指が痛いです。でもやっと慣れてきて、本番2週間弱前にしてようやく曲が弾けるようになりました。といっても、Fコード(ギター初心者にとっての最初の壁と言われてます)はまだ汚いので、そういう難しいコードは避けて簡単な曲を弾いてます。まだまだ練習です。

昔から、もしギターを弾けるようになったら、奥田民生さんの『イージュー☆ライダー』を弾くのが夢でした。あともう一歩(二、三歩あるかも…)頑張ります。

 

 

ではでは、また。

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

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