ここ最近、グッと冷え込んできた気がするのは私だけでしょうか。これからまたググッと冷え込んでくるでしょうから、グッと踏ん張って耐え忍びたいと思います。
SARPvol.19『S高原から』鋭意創作中です...
稽古も、踏ん張りどころです。先日、初の通し稽古がありました。
どの公演でも思いますが、座組みの皆さんのパワー、本当にすごいです。私も頑張らねば。
グッ(拳を握る音)
さて、この作品ですが、とあるサナトリウムが舞台となっています。そこでいたって普通に過ごしているように見える患者さんですが、その身近には死があります。
ゆるやかに死を待つ...どういう事なんだろう、でも、普通に生きている私たちにもゆるやかな死は迫っているはずです。でも私なんかは普段そんなことは全然考えずのほほんとしてるものですから、その感覚を根本に持って演技するのはとても難しく感じます。用意された言葉に身体をどう近づけていくか、本当に難しい課題です。
グッ(唇を噛む音)
ここまで何だか偉そうな事を書いてきましたが、私、演技、へたっぴなんです。ここ1年くらいはなんだか舞台に立って演じるということをネガティブに捉えてたというか、そんな感じでした。だからこそ山内さんが初めに呼びかけてくださった「俳優として上手くなろう」という言葉には強い衝撃を受けました。自分もいいお芝居をできるようになりたいという気持ちが沸々と込み上げてきました。
劇中に「風立ちぬ」という言葉が出てきます。「風が立った」という意味なのですが、この「ぬ」は完了形で、ナ行変格活用で変化するそうです。「な、に、ぬ、ぬる、ぬれ、ね」うーん、なんか習ったことあるような気がする...。この公演が何かのきっかけとなって、これからの良い追い風となってくれるよう、取り組みたいと思います。
使い方、合ってるか分かりませんが、この公演への想いを乗せて心の中で叫びたいと思います。
...。
風立ちね!!!
...。
お付き合いいただきありがとうございます。(笑)
今回の担当は3回生の大瀬戸でした。寒くなってきたので、皆様も体調にはくれぐれもお気をつけください。それでは、また。
四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.19
『S高原から』
出演
江島慶俊 太田奈緒 大平峻世 野久保弥恵 堀慎太郎
稲垣真悠 大瀬戸正宗 川畑菜美 吉本美佳
木村伊蕗 椙田航平 福島優菜 松下朋花 安田有里
京谷朋 福家雄介
会場
四国学院大学ノトススタジオ
日程
2020年12月
17日(木)19:00
18日(金)19:00
19日(土)14:00
20日(日)14:00
※受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前
チケット料金
一般 1,000円 四国学院大学生 500円 大学生以下 500円
*学生の方は当日受付にて学生証をご提示ください。
*未就学児童はご入場いただけません。
*NSメンバー対象公演
本公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。
観劇をご希望のお客様はお早めにご予約ください。
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