記憶を抱いて

こんにちは!

この期に及んで未だに卒業研究に追われています、4回生の小林明葉です。

 

ここ最近までずっと冷え込んでいましたが、少しずつ暖かくなってきて、もう3月になるんだなぁとしみじみ感じている今日この頃です。今朝は太陽の暖かさで、少し冷たい風が心地良いと感じるほどでした。

 

 

 

まずは、卒業公演を全公演、千秋楽まで無事に走り切ることができました!!

 

ご来場頂いた皆さま、そして応援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。

公演が始まってからは、カーテンコールで私達を迎えてくださる拍手やアンケート等の感想にすごく力をもらって、みんなで励みにして頑張ってこられた5日間でした。

 

 

 

過ぎてしまうとあっという間だったけれど、あまりの出来事の多さと濃さに本当にたった数か月のことかしらと感じてしまうくらい、本当にたくさんのことを乗り越え乗り越えここまで辿り着きました。

 

振り返ってみると個人的には、信じるということを考えさせられた期間だったなと感じます。

それは自分自身のことも、みんなのことも、作品のことも全部。

 

当日パンフレットの演出からのコメント、実は昨年の12月に考えて書きました。

なので作品の形が何もできていないと言っても過言ではないような段階でした。

初めて演出もやることになって、不安だらけで、この先どうなるのか全く予想がつかなかった頃。こういう作品にしたいという気持ちと、必ず完成させるという思いだけで書きました。ほとんど願望と決意表明のようなものです。

 

でも、今はあのとき思い描いていたものを、想像よりもっと形にできたのではないかなと思えています。

スタッフや手伝いに入ってくれた途轍もなく心強くて頼もしい後輩たち、いつも元気をくれる大好きな同期のみんな、一緒に足搔いて闘ってきたまみちゃん。

協力してくれた全ての人達のおかげです。感謝してもしきれません。

 

私にとって、ずっと忘れられない、大好きな座組と作品になりました。

 

そして今までの思い出が、これから先も生きていく、いつかの私の支えになってくれるのかもしれないなと思うのでした。

観てくださった皆さまや、みんなの心の中にも、目に焼き付いた瞬間や響いた言葉があったらいいな。

 

ちなみに私は開演前にカーテンの内側に座っているときに風で靡くカーテンを見ている時間がすごく好きでした。波打ち際みたいに見えて。静かで、どこか寂しい気持ちになりながら。

 

7人であの空間にいた時間がとても儚くて愛おしくて幸せでした。

 

 

ブログを書いていたら朝が来てしまったので、この辺りでお別れさせて頂こうと思います。

どうか皆さまお元気で。

本当にありがとうございました!

 

9期生卒業公演詳細はこちら↓

www.notos-studio.com