『コインランドリー マーメイド』

こんにちは。4回生の中越唯菜です。

 

 

先日127日〜11日にノトススタジオで上演されました、10期生卒業公演『コインランドリー マーメイド』無事終演しました!

御来場いただき本当にありがとうございました。

 

このメンバーでできる最初で最後かもしれない、いまこの瞬間だからできた大切な作品になりました。

 

この作品に関わってくれた全ての方に心より感謝します。

 

 

さて、そんな卒業公演最後のブログでは公演後のキャストのコメントと、とても頼もしかった座組の後輩メンバーをご紹介します🧜‍♀️

少し長くなりますがお付き合い頂けると幸いです🍀

 

 

後輩メンバーの紹介

 

福家雄介くん

 

舞台監督・福家くんはとても信頼できる人間です。

細かい所によく気が付き、手間を惜しまずに気になったものを解決しようと工夫を凝らす姿勢は、まさに舞台監督の鑑でした。

それでいて仕事熱心なだけでなく、たまにドラマやゲームなどの他愛のない話もしてくれる人懐っこさも持ち合わせており、個人的に息抜きの役割も担ってくれました。

彼がこの座組にいてくれたことにはひたすら感謝しかありません。

 

小松原克仁より

 

島本歩花さん

 

笑顔がキラッキラしていて、彼女につられて周りも笑顔になってしまう、そんな力の持ち主です。

今回は照明スタッフとして、当日のオペレーションを担当。本格的なオペは初めてでしたが、毎回しっかりと作品を支えてくれました。

時折、エアモニを通して聞こえてくる彼女の広島弁に、楽屋にいる私たちは癒されてました。彼女が座組にいてくれて、本当に良かったです。

島ちゃん、ありがとう!

 

安田有里より

 

武内愛実さん

 

演劇コース12期生の武内愛実さん、今回は音響を担当してくれました!彼女の魅力は何事にも動じない頼もしさと、その裏に見える絶妙な人懐っこさだと思っています。

私との距離のつめ方および取り扱い方に関しては直感でつかんだらしく()、今では同じ熱量で音響について語れる相棒のような存在になりました。

今回の卒業公演でも、一緒にあーでもないこーでもないと1から10まで考えて試して。ブースでのびのびと頑張っている姿を見えるたびに力をもらっていました。本当にありがとう☺️

 

福島優菜より

 

尾崎海斗くん

 

口数も表情の変化も少ない、そんなイメージがものの一日で覆った出会いだった気がします。

物静かですが時々発するパンチの強い言葉や地味で不思議な反応は私たちの注目をどんどん集めるようになるのでした。

可愛がっているうちに気づいたら隣にいるようになりました。同期といつも一緒にいました。一緒にいることに慣れすぎていますが彼は無条件に人に愛され、人を愛すことのできる天才です。

ジャーナリストとかになって欲しい。

 

目黒眞子より

 

村上桃菜さん

 

おしとやかでしっかり者の彼女は、制作や映像など、幅広く関わってくれていて、とてもとても助かっています。

SNSに投稿している10期生のインタビュー動画の編集や、公演で使用するプロジェクターの操作をしてくれているのは彼女なんです!😍

器用でカッコイイ、素敵な後輩です!

 

服部陽奈より

 

桑原日和さん

 

演劇コース2回生、今回は映像班として参加してくれました。音響も頑張っていて、パワフルで彼女自身の心優しいキャラクターが光る、素敵な女優さんとしても活躍しています。彼女が一言発言すると、パッと場が明るくなる。そしていつでも誰に対しても丁寧でしっかりもしている所、私はとても尊敬していますし、この2年間、そんな彼女の魅力に癒されていた私たちでした。座組に関わってくれて本当にありがとう。

 

黒木麻絢より

 

久万田櫻さん

 

手先が器用で、前回のSARPでも立て看板や外壁などのデザインも彼女が担当してくれていました!

その器用さで今回の卒業公演ではこだわりにこだわったロビー装飾の作成などを手伝ってくれました。大変な作業だったと思うのにありがとう。

物静かな彼女ですが視野が広く、気づいたことを改善しようと色々と提案してくれます。頼もしい制作スタッフとして作品に協力してくれました。

 

中越唯菜より

 

原麻名実さん

 

1年生ながらいろんなことに挑戦している原ちゃん。しっかりとした意見をもっていてそれを相手に伝える強さがあります。彼女の言葉にわたしたち10期生も気付かされることがありました。

今回は制作として公演に関わってくれ、当日の受付周りも支えてくれました。制作としてわたしが大事にしてきたことを受け継ごうとしてくれた彼女の優しさと強さに救われています。

 

中越唯菜より

 

 

[キャストより]

 

黒木麻絢

 

私たちはすでにもう、じゅうぶんに諦め、虚しさを噛みるです。知らなくてはならない隣人の苦しみは細分化され、新たな差別や無知を生んでいることすらも、砂の中に埋もれていきました。

しかし、私たちは何が悔しかったのでしょうか。わたしたちは、何に生の灯火を感じ何に胸を躍らせて居たのでしょうか。覚えていますか…(「コインランドリーマーメイド」劇中セリフより)

日々の喧騒から離れた場所でのクリエーションだからこそ、常にアンテナを張ってないといけないなと思っていたのですが、公演が終わってぽっかり空いた穴に、誰かの不満や何かへの抗議で満ちた世の中の声があの時以上に入り込んできて、私はこの一週間このセリフを何度頭の中で反芻させたか分かりません。見て頂いた方々に少しの拠り所を、という思いでしたが、この作品に救われたのは私の方だったのかもしれません。関わって下さった全ての方へ、素敵な時間をありがとうございました。

 

小松原克仁

 

今回の公演は、ひとえに楽しかったと思えました。

同期全員の仲が良く、互いを理解し尊重できているという環境はとても居心地が良かったし、シュールなキャラや情に厚いキャラといった役、本気のインドダンスなど己の持ち味を最大限に活かせる脚本も、やっていて気持ちが満たされていくようでした。

もちろん大変なことやうまくいかないこともたくさんあったけれど、このメンバーで卒業公演ができて本当に良かったです。

 

椙田航平

 

今までに経験した中でぶっちぎりで一番しんどい公演でした。だからこそあのメンバーで取り組めて、

あのお客さんたちが完成に立ち会って下さって本当に幸せだったと思います。

できたこと、できなかったこと、全部ひっくるめて4年間の締めくくりにふさわしい「卒業公演」であったと同時に、

「これからも演劇を続けていこう」と思わされる、忘れがたい、大切な記憶になりました。

いつか自分を含む誰かが、この作品が存在したという記憶に少しでも救われますように。

 

中越唯菜

 

公演が終わった今でも卒業公演のことを何度も何度も思い出します。

正直、しんどいなと思うことが何度もありました。体調だったり精神的にやられることもありました。そんな時も同期のみんなが、座組の後輩たちが支えてくれました。このメンバーで作品作りに取り組めたことができて幸せでした。

また、来場してくれた皆さんのコメントにもとても励まされました!SNSやアンケートをみて定期的ににやにやしてしまいます🤭

10期生の個性や強みを最大限生かした『コインランドリー マーメイド』大切な忘れられない作品になりました。

関わってくれた全ての方に心から感謝します。

 

服部陽奈

 

8ヶ月、話し合いをたくさん行って、それぞれのことを知って...最初は顔を合わせるのが怖かったのですが、今では大好きな人達になりました。

私個人としては、初観劇の友達から「面白かった!」と言われたことが何よりも嬉しかったです😍

公演を終え、アンケートの集計中に「残り日頑張ってください!」などの感想を読んで、あの怒涛の日々がもう終わってしまったんだなぁと少し寂しくなりました。

応援してくださった方々、本当にありがとうございました!

 

福島優菜

 

終わること終わらせることの大変さ、そして過ぎていく月日に愛おしさを感じる毎日でした。

泡のように、煙のように、一瞬で消えてしまうものは世の中にたくさんありますが、私たち10期生のことやこの作品のことを、どうか忘れずに覚えていてほしいと今は切に願っています。

(もしものときは、私たちがブログに残した文字に会いにきてもらうか、せめて忘れたということを覚えておく、というのはいかがでしょうか?🫧)

 

松下朋花

 

毎日朝から晩まで稽古していた日々が突然無くなり、あっという間に1週間が経とうとしています。

忙しい期間が終わった後は、毎回、こうやって時は過ぎて行くんだなあと思う瞬間があります。

どのくらいかわからない人生の中の瞬きほどの時間、私はコインランドリー・マーメイドのことを思い出している。

 

目黒眞子

 

4年間を共に過ごしてきた同期たちと起きてから寝るまで卒公に没頭した半年間、濃かったです。

気の知れた同期たちと言えど他人と意見を交わして作品をつくるのは大変でした。自己と他人の在り方を、集団の中であるべき自分の役割を、沢山勉強しました。自分や自分の記憶、服と、沢山向き合いました。卒業公演本当にやってよかったです。そう思わせてくれてありがとうございます。

 

安田有里

 

今年の4月、元々3月に予定されていた卒業公演の日程を12月にしてほしいと先生に直談判したのが、私にとっての卒業公演の始まりでした。そこからの約8ヶ月は長いようであっという間で、同期たちの凄さを痛感する日々でした。終わったあとは寂しくなるのかな〜なんて思っていましたが、とても晴れ晴れとした気持ちでいます。それはきっと、作品を観て下さったお客様、観に行けないけど・・・と応援の言葉を下さった方、今まで関わって下さった方々のおかげです。『コインランドリー マーメイド』を見届けていただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

これからも10期生の活躍に注目して頂けると幸いです。

ありがとうございました!