すり足と女の戦い

初めまして!

1回生の「ゆーり姉」こと、安田有里(やすだ ゆうり)です!前回のブログ担当の日に風邪を引いてしまい、今回が初投稿となりました。よろしくお願いいたします!

 

まず初めに・・・

梅雨前線停滞の影響で29日の今晩から7月2日ごろにかけて大雨になる所があるとのこと。ちょうど去年の今頃、台風と梅雨前線停滞が原因の西日本で豪雨災害がありましたね。

私は愛媛県出身なのですが、7月7日の夜11時頃に友達に安否確認のLINEを送ったことを覚えています。私の家は幸いにも無事でしたが、近所の川の色が赤い濁流になっていたり、知り合いの家が浸水したりと、忘れることのできない水害となりました。

そんなこともあり、これからやってくるかもしれない大雨が心配で心配でたまりません。この心配が杞憂に終わってくれることを祈るばかりです。

皆様、何卒、お気をつけくださいませ。

 

 

さて、話は変わり。

今日も平家物語REMASTERのお稽古がありました。

稽古が始まって一番最初にやるのが、すり足です。

 

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このすり足、5月の稽古始まりのときからずーっとやっているのですが、まだまだクリアできていない課題がたくさんあります。どうしても体がぶれてしまったり、腰が上下したり、一定の速度で足を動かせなかったり。なかなか難しいものです(-_-;)

最初に木ノ下さんがおっしゃった、「動きを豊かに、一歩五万キロのイメージで」を意識して、精度を上げていきたいと思います!

 

そして!作品もどんどん仕上がってきています!楽しいシーンやら切ないシーンやら、一秒たりとも見逃せないシーンばかりです。

新しいシーンが増えていく中で最近、「これは女の戦いでもあるんだなぁ」と思うようになりました。平家物語では数多くの男性が華々しく活躍しますが、その裏では女性たちの壮絶な戦いが繰り広げられているのです。

乳飲み子を抱えた母親だったり、夫を亡くした妻だったり、戦場にいる息子を思う母親だったり。中には身重の女性もいます。それぞれがそれぞれの思いを抱えて生き、命を落としていく様が平家物語では描かれています。

今よりももっと命が軽んじられていた時代に生きた女性たちに思いを馳せながら観る「平家物語REMASTER」もきっと面白いはず!

 

ぜひ、劇場にお越しください!

 

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四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.16

平家物語 REMASTER

監修・補綴:木ノ下裕一/演出:西村和宏

 

歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎。その主宰を務める木ノ下裕一氏と四国学院大学准教授で演出家の西村和宏がタッグを組み「平家物語」に挑戦します。出演・スタッフを務めるのは演劇コースの学生たち。那須与一が活躍する“屋島の戦い”など能や歌舞伎で繰返し上演され続けてきた平家滅亡の物語を、学生たちが古人の心情や過去の風景に寄り添いながら現代にも通じる群像劇としてエネルギッシュにREMASTERします。

 

四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP/サープ)とは】

四国学院大学の身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャーの学生が主体となって制作する公演。毎回、プロの演出家・振付家が大学内の施設に滞在し、学生キャスト・スタッフとともに一般観客の鑑賞に耐えうるレベルの高い舞台作品を創作することを目指し、2011年度より年2回のペースで公演を行なっております。

 

【木ノ下裕一プロフィール】

監修・補綴/木ノ下歌舞伎主宰

198574日、和歌山市生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時に独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の監修・補綴を自らが行なう「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。

代表作には『黒塚』『東海道四谷怪談ー通し上演ー』『三人吉三』『心中天の綱島』『義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー』等。

2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネート。2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。2018年には渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』の補綴を勤めるなど、外部での古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。

 

【西村和宏プロフィール】

演出家/サラダボール主宰/四国学院大学准教授/青年団演出部/ノトススタジオ芸術監督

1973年生まれ。兵庫県出身。

1999年より川村毅氏が主宰する劇団第三エロチカで俳優として活動。2002年にサラダボールを立ち上げ、以降全ての演出を手掛ける。2005年より平田オリザ氏が主宰する劇団青年団の演出部に所属。2011年より四国学院大学身体表現と舞台芸術マネジメント・メジャー(演劇コース)にて教鞭を執る。これを機に活動の拠点を香川に移し、地域での演劇教育や創作活動を行なう。瀬戸内国際芸術祭参加や小豆島の島民と『二十四の瞳』を創作するなど市民劇の上演や高校生・市民向けのワークショップを多数行っている。

 

【キャスト】

1年生》木村伊蕗  椙田航平  福島優菜  安田有里

2年生》大瀬戸正宗 門田優花  小林明葉  田中まみ  藤村未佳  藤本友惟

3年生》江島慶俊  太田奈緒  大平峻世  川畑菜美  白石英流  堀慎太郎  宮地真優

4年生》綾舞乃   白井誠也  竹葉香里  橋本潤   三好樹里香

 

【スタッフ】

《舞台美術》カミイケタクヤ

《舞台美術補佐》武智奏子 松下朋花

《舞台監督》中村知佳都

《照明》長尾淳美

《照明アドバイザー》西山和宏(ミュウ・ライティング・オフィス)

《音響》北本正弥

《音響アドバイザー》児島塁

《衣装》西村ひとみ

《補綴助手》栂﨑朝香

《演出助手》高橋祐菜

《制作》稲垣真悠 木村朱里 平石克昌

《チラシデザイン》平石克昌

 

@ノトススタジオ公演

【日時】

20197

10()19:00~ 

11()19:00

12()19:00

13()17:00~ 

14()14:00

※受付開始は開演の60分前、開場は開演の20分前

★終演後に木ノ下裕一氏と西村和宏氏によるアフタートークあり

 

【料金】

《予約》一般:1,000円 / 学生:500

《当日》一般:1,200円 / 学生:600

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

善通寺駅から徒歩8分/善通寺ICから車で8

※学内駐車場あり(1300円)

 

 内子座公演

ノトススタジオを飛び出し、愛媛県の芝居小屋【内子座】にてSARP初外部公演開催!!

【日時】2019721()14:00

 

【料金】無料(要予約)

 

【会場】内子座

(愛媛県喜多郡内子町内子2102)

松山自動車道松山ICから内子・五十崎IC経由で約30

JR松山駅からJR内子駅まで特急で約30

JR内子駅から徒歩で約15

 

【ご予約・お問い合わせ】

四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)

TEL/FAX0877-62-2324(平日10:00~18:00)

E-Mailsipa@sg-u.ac.jp

E-Mailにてご予約の方は【お名前・フリガナ・日時・券種・枚数】を明記してください。

 

・予約フォーム

@ノトススタジオ予約フォーム

https://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=d2c756c62d&s=&

 

@内子座公演

https://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=d27b3e7331&s=&

 

【協力】

シバイエンジン ノトスプロダクション 阪本麻郁 仙石桂子

四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)

 

【主催】四国学院大学

 

【共催】内子町 内子町教育委員会

 

【後援】大学コンソーシアム香川

 

ご予約、お待ちしております!!