今日から俺も又三郎!

ノトススタジオからハローをご覧の皆様

 

お久しぶりです。

初めてお目にかかった方は、はじめまして。

ついに4回生となりました。

石英流(エル)と申します。

 

本日のブログは

1.ざっくり公演情報

2.ブログ本編

の2本立てでお送りします。

 

まず、連日のブログにもあるように、久々にノトス公演が再開されます!

来る10月3日(土)~6日(火)

SARP vol.18「星の祭に吹く風」を上演いたします。

ご都合の合う方は、ぜひぜひご来場ください。

公演詳細はブログ後半にて。

 

なお、新型コロナウイルス感染防止対策としまして、席数を減らし、チケットは予約のみでの販売となっております。

4日(日)の回は完売いたしました(ありがとうございます...!)

その他の回も、ホントにすぐ埋まりそうな勢いですので、どうぞお早めのご予約をお願いいたします。

また、ご来場されるお客様には以下リンクをお読み頂き、感染防止にご協力頂きたく存じます。↓↓↓

【重要】新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策~お客様へのお願い~ | 新着情報 | ノトススタジオ | 四国学院大学

 

この状況下で、ご来場される皆様にはお手数をおかけしますが、ぜひ公演当日を楽しみにお待ちいただければと思います。

 

 

さあさあ皆様お待ちかねのブログ本編です。

 

今回の作品にて俳優たちを悩ませているのが...

 

方言。

 

ベースとなっている作品「風の又三郎」を読んで頂くと、登場人物がみんなゴリゴリに訛っているのがわかります。

一部を載せます。(著作権フリーです。)


「又三郎ほんとにあそごのわき水まで来て待ぢでるべが。」
「待ぢでるんだ。又三郎うそこがないもな。」
「ああ暑う、風吹げばいいな。」
「どごがらだが風吹いでるぞ。」
「又三郎吹がせでらべも。」
「なんだがお日さんぼやっとして来たな。」

 

こんな具合です(宮沢賢治独特の言葉もある為、少々ズレはありますが)。

 

今回の作品にて、こんな具合(?)の訛りをマスターするために、稽古時間を使って方言レクチャーを行いました。

講師は

音響の川畑菜美さん。福島県出身。

共演者の堀慎太郎さん。青森県出身。

みっちり教えて下さいました。

その他、日々の稽古でも気になった所はズバズバご指摘頂いています。有難いことです。

 

レクチャーを受けて、東北の言葉の奥の深さがわかりました。

例えば...

 か・た行の音に濁点が入る

 箱 はこ→はご

 秋 あき→あぎ

 

 が・ざ・だ・ば行の子音が鼻音化したりする

 鏡 かがみ→か(ん)がみ

 風 かぜ→か(ん)ぜ

 

などなどです。全部言うとキリがありません。

人によって必要な訛りの量は違いますが、これらの方言をマスターしつつ、自分の役を染み込ませるのは大変なこと。

出演者みんな頑張っています。私含めて。

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読み合わせ時点で違和感ありまくりだった方言や訛りは、レクチャーのおかげでかなりいい方向に向かっているそうです。

初日まで残り10日と少し、さらに方言に磨きがかかることでしょう。

さあ、劇中にて方言をマスターする者はいるのでしょうか、そしてそれは誰なのでしょうか。

その辺りのバックグラウンドも含めてお楽しみ頂きたいと思います。

 

 

長々とお送りしましたが、これにて本日はお別れです。

 

前期の間はノトス公演を一度も行えず、演劇コースの学生的にもフラストレーションが溜まる日々だったと思います。演劇したくてもできないのですからね。

 

ついに久しぶりに演劇を、公演を行うことができ、座組一同やる気満々。

ぜひぜひ、久しぶりのノトス公演を多くの方にご覧頂きたいです。

公演本番に向けて精一杯稽古を重ねてまいります。

お楽しみに!!!

 

以上、本日のお相手は4回生の白石英流(エル)でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

↓↓↓以下、公演詳細です。↓↓↓

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四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.18
『星の祭に吹く風』

作・演出:小池竹見/脚本協力:TOHOKU Roots Project

 

風の又三郎」こと高田三郎と、あの作品に登場した子どもたちが数十年の時を経て、谷間の小学校に集まった。数々の不思議な事件の想い出は、いまもしこりを残しており、さらに三郎の示した「村にとっていい話」をめぐって同級生たちは激しく対立する。

それから30年余り。廃校の決まったその小学校の教室で、若い卒業生たちが昔ばなしに花を咲かせる。トイレに花子に理科室の河童・・・・・・遊んでいるといつのまにか加わっていたおかっぱの少女「ミツ」。山で暮らすヨシキにだけは、今も彼女が見えたのだが・・・・・・。

風は町に与えるのか、それとも町から奪うのか?時代を超えて吹く風に 踊り、踊らされ続けたある町の二つの時代の物語。

 

 

《出演》

大平峻世 江島慶俊 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
原田忠煕 吉本未佳 黒木麻絢 椙田航平 福島優菜
松下朋花 目黒眞子 岡田祐介 加藤優和 宮地友希乃

 

《日時》

2020年10月
3日(土)17:00
4日(日)14:00
5日(月)19:00
6日(火)19:00
※受付開始・会場=開演の30分前

 

《料金》(日時指定・自由席)

予約:一般 1,000円 / 大学生以下:500円
※学生の方は当日受付にて学生証をご提示下さい。
※未就学児童はご入場できません。
※NSメンバー対象公演

 

《会場》

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)
善通寺駅から徒歩8分
善通寺ICから車で8分
※学内駐車場あり(1日300円)

 

 

さらに詳しくご覧になりたい方は以下のリンクからご覧ください。

四国学院大学アーティスト・イン・レジデンス・プログラム(SARP)vol.18『星の祭に吹く風』 | 公演・イベント | ノトススタジオ | 四国学院大学

 

 

 

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