オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト『カタログ版 in 四国学院大学』無事全公演が終演しました。
学内が秋休みに入ったこともあり、ノトスもいっきに静かになりました。
今回は紹介しきれなかったスタッフの仕事を部署ごとにご紹介します。
舞台美術
作品の世界観を作り上げる重要な役割があります。
今回は作中に出でくる様々なものが空中に浮かび、不思議な空間が完成しました。
また、オムニバス形式ということで、シーンが次々と変わっていくため、セットを回転させたり移動させることで、見え方が変わるよう工夫されていました。
音響
演出家と共同して作品の中の音を構築していき、日々同じではない舞台に合わせながらオペレーションを行います。劇場に居ながらも実際にシーンの中に入り込んだようなリアルな空間づくりにこだわりながら作業を行いました。音源の加工やスピーカーの仕込み位置を工夫するなど美術と違うアプローチの空間づくりが見えました。
照明
客席からステージを見えやすくしたり、シーンに合わせたライティングで雰囲気を作ったり、音楽に合わせてステージをより一層盛り上げたり様々な演出効果を生み出します。今回はシーンの展開が多くプランニングに苦労しながらも、時間や天候、季節などを視覚的にあらわす工夫がされ、役者の演技をより一層引き立てていました。
舞台監督
技術スタッフの中でも何でも屋といっていいほど、様々な仕事をしている舞台監督。
スケジュール管理や場面転換の指示、安全管理や全体の進捗管理など業務内容は様々です。それに加えて今回は凧の仕掛けがあったため、その仕込みから操作までを舞台監督が行いました。
衣装
ステージ衣装は普通の洋服とは異なり、動きやすさや舞台上での映え方を考えながら、プランニングを行います。今回は1人が3~4役を演じる分けるため、1着で様々な性別・年齢を表現できるよう工夫しました。それぞれのキャラクターの個性を活かしながらも全体で調和のとれた衣装プランになりました。
制作
宣伝物制作、広報、SNS管理、受付周りの準備(人員、配布物等)、お客様対応など仕事内容は様々です。多くの方に作品を知ってもらい、作品を楽しんでもらえるよう工夫して宣伝活動、公演準備を行いました。
今年度のSARPはすべて終了しました。
来年度も引き続きよろしくお願いいたします。