文系?理系?

初めまして!演劇コース2回生の服部陽奈です!

菜っ葉の菜じゃなくて奈良の奈です。

たまに「はるな」と読まれますが、これで「ひな」と読みます。よろしくお願いします!

 

 

最近はとても寒いですね。雪がチラホラ降るのを見ると、小学一年生の頃に幼なじみと3段雪だるまを作ったことを思い出します...。地元ではだんだん雪が積もらなくなっているので、降っているのをみるだけでもテンションが上がります。

いつかまた、いっぱい積もった雪にダイブしたいですね。

 

 

カガクするココロっていうのは、理系の大学の研究室で起こったことを切り取ったみたいなお話です。

私自身は、文系なのかなぁ、なんて思うんですが、商業高校で文理選択がなかったので分かりません。

本を読むのは好きです。

物理とか数学とか文章題から式を起こすのは苦手です。

でも計算はすきです。

 

 

 

初めてのノトスの舞台、緊張します。(リラックスしてとよく言われます。)

ガラッと変わった日常で気を張ることが多いですが、マイペースに頑張ります!

 

 

四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始・開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

詳細はこちらから

www.notos-studio.com

 

ノトススタジオHP

http://www.notos-studio.com/

ノトススタジオFacebook

https://www.facebook.com/shikogakunotosu/

ノトススタジオTwitter

https://twitter.com/residence_sgu

ノトススタジオInstagram

https://www.instagram.com/sgunotos/

かがここ

稽古中、外に雪が降ってました。寒いですね。

こんにちわ。

一回生の岡田祐介です。

~☻~

ノトススタジオへの移動や楽屋待機の間はダウンジャケット必須の寒さです。雪も積もりそうで積もらないのを繰り返してます。

オリザさんの戯曲は、なんかリアルでも起こりそうな出来事が所々で発生します。そういったお話は自分に起こったことを想像してしまうので読んでいてかなりドキドキします。

 

私が今回演じる中島ですが、稽古が進んでいくにつれて、とても面白い役だということがわかり、だんだんと愛着がわいてきました。

やったね!⸌⍤⃝⸍

それでは本番で会いましょう☻

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四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ

 

【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始は開演の45分前、開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

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香川も雪が降るんですね。

こんにちは、初めまして。

2回生の中越唯菜です。
 
 
年が明けてもう1週間も経ちますが、昨年が大変だったからなのか未だに2021年という実感がありません。
お正月にはお雑煮も食べたし、お年玉も貰ったのに、、。
 
そろそろ2020年から2021年に切り替えなきゃなと思い、今年1年の目標を考えています。
まだ決まりそうにないので、今月の目標は今年1年の目標を決めることから始まりそうです。
 
 
 
さて、1月に入り本格的に『カガクするココロ』の稽古が始まりました。
こちらの作品は、一昨年6月に青年団国際演劇交流プロジェクト2019の一環としてノトススタジオで上演されていたこともあり、観られた方も多いのではないでしょうか。
 
慣れないフランス語を聴きながら、字幕と舞台を目で追うのに必死だったのを覚えています。
2回程観たのですが、字幕を追ってもなかなか内容を頭に入れることが出来ず言語の壁を感じました、、
 
 
今回そんな作品を四国学院大学の学生と青年団の俳優とで上演します。
昨日、ノトススタジオのSNSでチラシの情報も解禁していました。
そちらもぜひご覧下さい。
 
 
 
わたしはこの2年、制作スタッフという立場から作品に関わることが多かったため今回演者側として参加していることに不思議な感覚を抱いています。
制作として関わっていた時には分からなかったことにも気づけるようになり、色んな経験を積むことの大切さを学んでいます。
毎日が新鮮ってこういうことなんですかね。
 
 
『カガクするココロ』は生物学研究室が舞台になっています。
わたしは理系科目が昔から苦手でなるべく避けてきたので、劇中に出てくる専門用語の数々にほーーん?と最初はかなり首を傾げていましたが、せっかくの機会なのでちゃんと学んで知識のひとつにしておこうと思います。
 
 
話は変わりますが、自分の好きなことを一途に研究、追究できる人ってかっこいいですよね。
好きだからこそとも言いますが、1つのことをずっと好きでいられるってなかなか出来ないと思うんですよね。
 
 
 
さて、長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました。
ブログなんて初めてで拙い文章でしたが、、
寒い日が続きますし、体調管理に気をつけ、頑張りたいと思います。
 
それでは。
 
中越唯菜
 
 

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四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ


【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢 
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始は開演の45分前、開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

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 ノトススタジオHP

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見る、という事

あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします。

 

新年のご挨拶から始めさせていただきました。

初めましての方は初めまして!

旧ブログから見ていただいている方はお久しぶりです!

演劇コースに入って2回目の更新をさせていただきます!

演劇コース4回生、藤村佳澄と申します!

 

1月になりました。皆さんはこの年末年始、どのようにお過ごしでしたでしょうか。

私はというと、だらだら大掃除(のようなもの)をしたり、

年末年始のテレビ番組を楽しんだり、

アルバイトで汗を流したり(?)

など、まあまあ充実した年末年始だったのではないかと思います(笑)

 

さて、1月に入ったという事は、私たち8期生の卒業公演「あいまいな死よ来たれ」の本番まで残り2ヶ月を切ったという事ですね!

stayhome期間が明け、6月から8期生で沢山話し合って、沢山稽古をして、沢山考えてきたこの作品も、約2ヶ月後、遂にお披露目となります。

 

私はこの卒業公演で役者と衣装スタッフを担当します。

 

私にとってこの卒業公演は、役者として初めての舞台。

慣れない事や分からない事も多い中、周りの人たちにも助けてもらったり、教えてもらったりしながら、作品を素敵なものにできるように稽古や基礎練に励んで参りました。

目線、呼吸、自分の役が何を思って、何を意図してこの台詞を言っているのか、相手は私が言った台詞に対してどう思っているのか…

 

気を付けなければいけない事や、考えなければいけない事が沢山あると稽古を通じて気づく毎日。

本番、見に来ていただける皆さんに素敵だったと思っていただける作品になるように、今年も基礎練や稽古に励んでいきます。

 

そしてそして!先ほども少し触れましたが、私は衣装スタッフも担当しています。

これまで私はノトススタジオで行われた公演に衣装スタッフとして関わってきました。

今回は衣装のプランから立てるという、衣装スタッフとして新たな挑戦をしています。

演出家と作品や衣装についての理解や方向性を話し合って、衣装の構想を練っています!

どんな衣装を皆に着てもらうか、考えるのは少し大変だけどわくわくしています(^▽^)/

 

ある日、とある劇団のホームページの団員紹介を見ていたところ、「芝居とは、一人の人間のなかに様々な人間を見ることができるもの。ある意味、究極の人間観察かもしれない。」(引用:株式劇団マエカブ 団員紹介)という一言を見つけたのです。

私はちょうど衣装について考えていた時だったので、その一言に「なるほど!確かに!」と非常に共感しました。

私は衣装を考えながら、その役について、その役を演じる役者についてものすごく考えました。

どんな人なのか、どんな役柄なのか、何が好きなのか、何が似合うのか…

考えるためにはまず役者の動き、台詞、登場人物の性格、立場を自分の目で観察しなければならないことに気付きました。

 

これって衣装だけでなく役者にも言えますよね?

上でも書いた「目線」。自分が言った台詞に対して相手はどんな反応をしているのか。これも人間観察の一種なのかなと考えながら稽古をしていました。

 

もっと役者や登場人物をよく見よう!そうすればきっとアイデアや気づきが生まれる!と思い、最近はきちんと「見る」という事を大切に稽古や基礎練に励むようにしています。

 

卒業公演の稽古やミーティングを通して、改めて学んだことや新しく学べた事、気づけたことに毎日出会えて、今まで以上に「演劇が楽しすぎる」と思うようになりました。

 

残り約2ヶ月、もっと沢山の気づきに出会いながら、作品を素敵なものにできるように精進してまいります。

8期生が沢山話し合って作るこの作品。

是非ノトススタジオまで見に来ていただければ幸いです!

 

8期生卒業公演、「あいまいな死よ来たれ」

2021年2月25日~28日の4日間です!

ご予約は2021年1月25日 10:00~となっています!

是非!ご予約お願いいたします!

 

8期生のSNSもありますのでそちらの方も是非フォローの方よろしくお願いいたします!

Twitter @sgu_engk08

Instagram @sgu_engk08

 

ではでは、長くなりましたがこれにてブログを終了させていただきます!

最後に稽古の様子をお見せします!

またどこかで会える日があれば。

以上、藤村佳澄でした。😊

 

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あら、お茶目な方が。(笑)

 

2021年、今年もよろしくお願いします!

皆様あけましておめでとうございます!!

演劇コース4回生の大平峻世です。

昨年は大変だったことも多く、未だ新しい年を迎えた実感があまりないという方もいらっしゃることと思いますが、本年も四国学院大学とノトススタジオをどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて早速ですが、2021年演劇コース最初の公演は『カガクするココロ』です!

こちらは本学社会学部教授の平田オリザ氏の戯曲であり、ノトススタジオでも青年団国際演劇交流プロジェクト2019の一環として、昨年上演された作品です。

そんな作品を、演劇コースの学生と青年団の俳優数名で上演することになりました!!すごい。

初めてというお客様はもちろん、昨年観劇されたという方にも、ぜひ異なるキャストとスタッフによる『カガクするココロ』を見に来ていただければと思います。

 

 

今回の作品には僕も俳優として関わりますが、舞台が大学の研究室ということで、とにかくもう大変。役作りのために毎日論文と資料と睨めっこ。専攻領域のインプットとリサーチ。活字。英語。データの海。そのうち、全く進んでいない自分の卒業研究のことを思い出して、気持ちはドン底目掛けて急降下。

そうかー。世の大学生は、こんな大変なことをしているのかーっとしみじみと思いました。すごい。

ちなみに僕の研究領域はサルです。

1週間くらい前まではニホンザルチンパンジーの違いさえあんまり良く分かってませんでしたが、今はチンパンジーボノボの違いとか、原猿類と真猿類の違いくらいはスラスラ言えるようになりました。

このままサル博士目指してがんばります。

 

研究のなかで思わぬ発見もありました。

サルの歴史を調べていて6500万年前だとか、250万年前だとかいう大きな数字を見ていると、このコロナ禍の中で、最近自分が目先のことばかりに気を取られていたことに気が付きました。

オリンピックがどうとか、地域共通クーポンがどうとか、自分の県の毎日の新規感染者数がどうだとか。

もちろん全ての事象に当事者がいて、その人たちの気持ちを軽んじることは絶対にあってはなりません。

しかし、僕たちが今生きているように、僕たちは何年後かの、何十年後かの未来にも生きています。というか、生きていたい。

ヒトの長い歴史。少なくとも、自分が生きてきた歴史のなかで、コロナ禍は、全てではありません。

決して感染症対策の緩和を目的とした文章ではないのですが、ここまでお読みいただいた皆様の心に、少しでもゆとり(隙とは違う)が生まれて、この窮屈な毎日のなかで、一息ついていただきたいと思ってしまい、長々と書いてしまいました。本作品とは無関係な内容でした。失礼しました。

 

寒い日が続きます。

コロナなんて関係なく、風邪を引いたらしんどいし、体が弱ると元気もなくなります。

よく寝て、よく食べて、体も心もよく動かして、2021年も元気に過ごしましょう!!

さようなら〜

 

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四国学院大学+青年団『カガクするココロ』
作・演出:平田オリザ


【あらすじ】

某国立大学の生物学研究室。

ここでは、類人猿の成長過程を操作し、猿を人間に進化させるという壮大なプロジェクト「ネアンデルタール作戦」が準備されている。この研究室に集められた様々な分野の研究者、学部学生などによって遺伝子操作や分子化学の話題が繰り広げられる中、恋愛、就職、失恋による自殺未遂、結婚など様々な人間関係が展開していく。生命倫理という壮大な問題を抱えつつ、実生活のだらしなさが渾然一体となって、漂流していく物語。そこには現代社会を生きる若者の群像が鮮やかに描かれる。


【キャスト】

〈A〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 野久保弥恵 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 黒木麻絢
椙田航平 福島優菜 安田有里
岡田祐介 加藤優和 森帆加
西風生子(青年団) 西村由花(青年団)

 

〈B〉
江島慶俊 大平峻世 白石英流 堀慎太郎
大瀬戸正宗 小林明葉 田中まみ 吉本未佳
木村伊蕗 椙田航平 中越唯菜 
服部陽菜 福島優菜 目黒眞子
石渡愛(青年団) 南風盛もえ(青年団)

 


【日程】

2021年1月

27日(水) 19:00~ A

28日(木) 19:00~ B

29日(金) 19:00~ A

30日(土) 14:00~ B / 19:00~ A

31日(日) 14:00~ B

※受付開始は開演の45分前、開場は開演の45分前

 

【料金】 ※予約のみ販売

一般:1,000円 / 学生:500円

※学生の方は当日受付にて学籍を確認できる証明証のご提示をお願いいたします。

※未就学児童はご入場できません

※NSメンバー対象公演

 

【会場】

四国学院大学ノトススタジオ(香川県善通寺市文京町3-2-1)

 

 

本公演は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、客席を減らしての上演となります。観劇をご希望お客様はお早めにご予約ください。

 

詳細はこちらから

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 ノトススタジオHP

http://www.notos-studio.com/

ノトススタジオFacebook

https://www.facebook.com/shikogakunotosu/

ノトススタジオTwitter

https://twitter.com/residence_sgu

ノトススタジオInstagram

https://www.instagram.com/sgunotos/

 

 

 

めりーくりすます、ですね。

時は2020年12月25日、言わずと知れたクリスマス当日。

演劇コース4回生の中島です。巷ではジョセコと呼ばれています。
4年も在籍していましたが、ブログを書くのは2回目でございます。ついでにクリスマスは布団とデートする予定です。


ブログを書くにあたって、大学生活や人生を振り返ってみたり、これまでの公演に思いを馳せてみたり、意味もなく逆立ちをしてみたり色々しましたが……特にこう、これといって書くことがないと言いますか、何を書けばいいか分からないと言いますか……。

ここで閃きましたが、演劇も似てますよね。考えるし悩むし苦労するけれど、確信の持てる答えや正解が分からない。正解が確立しないからこそ努力や思考を重ねるし、際限なくのめり込んでしまう。

最近はわたくし、芸術というものは悪魔に魂を売っているようなものでは?などと考えています。精神を削って命を捧げて、一時の快楽と希望を得ている。突き詰めてしまえば芸術の括りなく殆どそうだとも思いますけれど。



これまでぼんやりと生きてきました。ついでに恐らくこれからもぼんやりと生きていきますが、ぼんやりとしたなかに確かにある光と希望に夢を見ております。
地獄でも、笑えるならそれで良いのです。


そんな我らの記念すべき?卒業公演、『あいまいな死よ来たれ』2021年2月25日より開演です。じわじわ迫りきております。どうぞ、よしなに。


SNSなんてものもありますね。いかがですか?
Twitter ▶ @sgu_engk08
Instagram ▶ @sgu_engk08
(SNSよく分かってないのでこれでいいのかも分からないんですけど勘弁してください)

Re.「S高原から」

先日、無事千穐楽を迎えることができました、SARPvol.19『S高原から』。まずは劇場にお越し頂いた皆々様、本当にありがとうございました。そして、残念ながら劇場でお会いできなかった皆々様、お目にかかれなかったことを悔やみつつ、またいつかお互いに万全の状態で巡り合えればと願っております。兎にも角にも、皆々様の応援のおかげで、本公演は何とかここまで辿り着けました。

 

約3週間の稽古期間+4日間の上演期間、どっぷり作品世界に浸りこんでいたせいか、あんまり記憶がございません。おかげで筆の進みは遅いですが、それでも浸りこめる作品世界があるというのは本当にありがたいことです、本当に。

「お芝居ができるありがたみ」穴が開くほど感じました。

心身共に健康な創作環境を保つために、稽古場では様々なケアがなされていました。感染症の予防対策はもちろん、ハラスメント対策の講習会やミーティングも開かれ、「他者と作品を創る」とはどういうことか、今一度考えさせられました。

お芝居の内容に関しても、演出の山内さんご指導の下、じっくり作品と向き合うことができました!

 

 

風立ちぬ、いざ生きめやも」

作品をご覧頂いた方や、『風立ちぬ』を読まれた方の中には、この言葉の意味が気になったという方もいらっしゃるかもしれません。

作品のあらすじ等々につきましては、他メンバーのブログにもございますので、今回は、公演を通して私なりに考えたこの言葉の意味についてダラダラと綴らせて頂きます。筆は2回生の椙田です。片手間にでもお付き合いください。

 

「生きめやも」という表現には反語が含まれてますので、意味としては「生きようか、いや生きない」とか、「生きたいか、いや生きたくない」みたいな感じで、結局死んじゃうことになっちゃってるんです。悲しきかな…。この言葉自体は、『風立ちぬ』を書かれた堀辰雄さんがフランス語の詩を日本語に訳されたものだそうです。

ネット上でも、「これ矛盾してますやん、誤訳なんとちゃいます?」みたいな感じで、結構騒がれてます。今回の作品の中でも、登場人物たちがこの言葉の意味についてあれこれ議論したりしてます。

椙田君は考えました。別に考えたからって演技に役立つわけではないでしょうが、面白そうだったので考えました。

そして、「この”矛盾”こそ人間の本質なのでは!?」という大っきな仮説に辿り着きます。如何にもイタい男子大学生の考えそうな事ですね。恐ろしいです…。

つまり、「死を意識して生きる」という人間の特性を表しているのではないか、と。言い換えれば、「自分が確実に死ぬと解っていながら尚生きている」という矛盾です。どうせ死ぬんだから生きたって意味無いのに…。

余談ですが、椙田君は初めて虫を殺した時のことを未だに忘れられません。そこで初めて”死”と”時間の流れ”を認識した椙田君は、10代に差し掛かるまで一人で眠れないほどそれらを恐れていました。(泣きながら母と寝たもんです、お恥ずかしい。)

いつか自分に確実に訪れる”死”。それを恐れる人もいれば、そこに救いを見出す人もいます。「どうせ死ぬなら好き勝手やったろ」と”瞬間”を求める人もいれば、宗教や科を信仰し、”永遠”に焦がれる人もいます。でもでもやっぱり、人間は”死”によって生かされています。それが無くては、あらゆる営みは色を失います。”死”を意識して初めて、我々は”生”を謳歌することができるのです。

 

風立ちぬ、いざ生きめやも」

「風が生まれた、さぁ、生きようか、死を目指して。」

 

……みたいな?(くっせぇなオイ…)

 

そもそも日本語に訳される前のフランス語の詩は「風が立った、生きようと努めなければ」という意味なのだそうですが、椙田君個人は堀辰雄さんの訳された日本語バージョンの方が好きです。桜の儚さを愛でるような日本人らしい感性がザワザワと感じられます。

 

椙田君の独り言はこの辺でおしまいなのですが、この内容は今回の作品とは特に関係はありません。もしこのブログの内容(生き死にに関する内容)で不愉快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、心よりお詫び申し上げます。

 

それでは、またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

 公演詳細はこちら