屋島から戻り、次は

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。お久しぶりでございます。

3回生の太田奈緒です。またの名を、タナオです。

 

最近は暑くもなってきて、もうすでに蚊に10箇所は刺されてしまい痒くてたまりません。

あと、夏風邪も少しずつ流行ってきているような…要注意です。

 

さて、1日丸ごと、ラインナップも大変豪華な屋島フィールドワークツアーから皆で無事帰ってきて、そして今日もお稽古でした。

 

やはり、様々歩いて感じてからの稽古は感覚もどこか違う感じでした。感情が前より出てくる感覚。

そして、課題も色々浮き彫りになりました。

リアルを感じたからこそ、さらにリアルを求める。

戦いで乗っていた舟や、相手(海上の舟とか)との距離感などの物理的なリアルも勿論、そこで起きている空気のリアルをいかに表現するかの難しさに直面しているな、と感じてます。

 

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屋島から戻ってからも、まだまだ資料集めをしなければなりません。

もちろん共有、話し合いも。

歩くだけじゃ足りないと実感させられました、頑張ります!!

 

 

ところで、源平合戦の戦いの舞台は主に西日本中心なのですが、色々調べると思った以上に東北と関わりの強い出来事でもあるのです。驚き。

東北出身の者としてこれも見逃せない。

 

義経が身を寄せたと言う場所、岩手県の平泉は有名です。

義経四天王の1人、佐藤継信の出身は今で言う宮城県であること。

実は私の出身地である青森県に、安徳帝が落ち延びたという伝説もあるそうです。

つがる市木造町という所に、天皇山という場所がありますが、「伝わる説」なので本当かどうか、分かりませんが…。

 

歴史はフィクション、とよく言われますが昨日色々と歩いて学んで、それを実感させられました。

 

調べて、考えて、話して、試して。

実験のようなその過程が、だからこそ、とても大事なんだなと思いました。

 

正直言うと怖い挑戦でもあり、やりがいのめちゃくちゃある今回のSARP。

今もこれから立ちはだかるであろう壁に突き当たりながらも、皆で進んでいきたいと思います。

 

 

今日の稽古の時に、公演が終わってから御礼参りがしたいと木ノ下さんや西村先生が仰っていましたが、是非ともしたいです、是非とも。

 

きちんと御礼が出来るように、精一杯、頑張ります。

 

 

太田奈緒